4/29グラウンド02「俺たちなり の、旅」

  • 2015-07-03 ( Fri ) 08:06
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グラウンド02「俺たちなりの、旅」 at オフオフ

作・演出:松本哲也
出演:
西條義将(モダンスイマーズ)、川田希、鈴木理学(とくお組)、頼経明子(文学座)、松本哲也(小松台東)、蓮菜貴子、古川悦史

配役:
古川悦史:吉岡マモル、高校時代の同級生、ナナミが好きだったことを引きずったまま24年、今でも当時と同じくかっこわるいのにかっこつけてるのがかっこわるい、独身
西條義将:澤田ヒロキ、マモルの幼馴染・かつての親友、高校時代、マモルからナナミをめぐって避けられて以来、マモルとはほとんど会ってもいないしケンカ状態、父は家出で母と暮らす

川田希:朝日コズエ、イケてる女子高生、いまは独立して会社社長?のイケてる独身貴族、マモルが好きだったが、ナナミにこだわるマモルにいらいら、独身
鈴木理学:今村サトシ、はげ、ひきこもりを守るとヒロキに助けられて学校になじむ、ミヨコと付き合う
頼経明子:木下ミヨコ、でぶ、かつての風紀委員、いまはサトシの嫁、一男の母、サトシにいらつく
蓮菜貴子:新倉ナナミ、転校してきた美少女、父はおらず母と暮らすが男を変えてばかりで転校ばかり、一年留年している、悪い噂がながれている、マモルの努力で、ミヨコなどを含めて仲良くなるが、途中で退学、24年後、病死(事故死?)

松本哲也:公園の不良者


高校時代の憧れの彼女をめぐる情けなさを引きずったまま情けない40代になった男性と「大人」になった同級生たちの話。
中学生のような純朴さに笑うけど、あ、俺もこんなんでした(笑)。
会話に加わっていない役者さんの視線と間と態度にもドラマを感じました。


とある公園。
喪服の男性二人。ちょっと距離感。
だけどタバコを一緒に吸う。
そこに女子高生と、喪服の男女。

高校時代。
この公園で集合しての清掃グループ。
転校生で美人のナナミをめぐり、マモルとヒロキがさやあて。
マモルを好きなデブのミヨコがマモルと一緒に清掃しようとするが、マモルが抵抗。
一歩離れたところにハゲのサトシ。
そんなこんな。

ナナミがいなくなったところに、商業科のコズエがやってくる。
コズエも喪服。
ナナミの葬儀のあとだったらしい。

高校卒業から24年。いまだにマモルとヒロキはケンカ状態。
二人を置いてサトシとミヨコの夫妻が飲み物を買いに行く。

残されたマモル、ヒロキ、コズエ。
マモルはコズエとキスし、その次の日一緒に帰る間に勃起していた。
コズエはマモルを好きだったが、マモルはナナミが好き。
煮え切らないマモルにいらつくななみ。
今もナナミのことで喧嘩がつづくマモルとヒロキ。

そこにサトシとミヨコが時間差で戻る。大喧嘩。
サトシはバンドを始めたことを告白したから。
ミヨコがそんなに怒るのは、息子14歳がひきこもりでたいへんな時、息子とのコミュニケーションも図らず、全てミヨコに任せていて自分は能天気にバンドをはじめたから。
サトシは自分がひきこもりのとき、ギターを覚えたことが、マモル、ヒロキとの交流ができ、登校できるようになった経験を息子にもしてほしかった。

コズエは仕事を独立して多分社長になっている。独身。
ヒロキも結婚し、子供ができるところ。

マモルは職を転々とし、安定しない生活。独身。

高校時代。
公園に集まったこのメンバー。
友達がいないナナミのためマモルが集合をかけた。
大事な話があると呼ばれて期待してきたコズエは激怒。ナナミに当たり、帰っていく。
付き合い始めたばかりのミヨコとサトシも、ミヨコが拒否して帰っていく。

へんな雰囲気の中、ヒロキがマモルとナナミに声をかける。
ナナミに、なぜ留年したの?と正面から聞く。初めてだったらしい。
不倫体質の母に愛想を尽かし?父が出て行ったナナミは、母が彼氏を代えるたびに転校を繰り返し、いやになって不登校、留年。
そうかー。わかる。とヒロキ。俺も親父が家出しちゃったからね。
二人が楽しそうに話すのを嫉妬するマモル。
おれ、かえる。

ナナミとヒロキだけになる。
ナナミはヒロキに一緒に帰ろうと誘うが、人目を気にするヒロキはやめとこ。と帰る。
がっくりするナナミ。

その後、ナナミは誰にも言わず学校をやめた。

コズエと付き合いはじめるマモル。
あのあと、ナナミはどうなったんだとヒロキに詰め寄るマモル。

現在。
ミヨコ・サトシやヒロキの結婚式、コズエの独立などで集合したこの高校時代の仲間たち。
ナナミもミヨコが連絡していたために出席していた。
でも会社を替わり続け彼女もいないマモルには皆にお祝いしてもらうコトなど何もない。
ウソをついてもお祝いをしてもらおうかなと思ったりしたと。

もしかしたらナナミもそうだったのかも。
婚約したと言っていたけど、幸せそうじゃなかったし、今日の葬式でも婚約者は見えなかった。
結婚はあと1か月?だし、もしかして。。とミヨコ。
何言っているんだと激怒するマモル。

再びマモルとヒロキの言い争い。
間に入ったコズエがあやまれと。
まずヒロキが謝る。
それにコズエがマモルにも。
マモルが謝る。
お互いに大声で謝り続ける。

最後、浮浪者が登場。
浮浪者に声をかけるマモル。

終演。


最初から最後まで、度胸のなさとプライドの高さからぐずぐずしつづけ、勝手に嫉妬し、ヒロキにけんかをしかけ、勝手にダメージを受けていじけるマモル。

ちょっと情けない主張と、けんかが多すぎだったかも。
しかも高校生の設定だけど、中学生っぽかった。
まあ、以前の高校生って、こういうのも多かったけどね。俺も含めて(笑)。

当時の音楽なども使って、少しノスタルジー出しても良かったのでは?

ただ、いまでも情けないままというマモルには、なかなか感情移入しずらかった。

あれこれケンカを収めるのがコズエ役の川田希さん。
きれいですなぁ。
良いですなぁ。
彼女がいなければ、この芝居での会話はほとんど成立していない。
とても重要な役。

ナナミ役の蓮菜貴子さんの女子高生姿は可愛いですなぁ。うん(^^。

あとね。
特にマモルとヒロキがあーだこーだやっている時の、川田希さんや蓮菜貴子さんなどのあきれたような、母のような、好意を示すような、いらいらするような、いろいろな視線、動き、間などがとても良かった。

例えば、この記事を書いたのはこんな人

関連タグ:蓮菜貴子 マモル コズエ ミヨコ ナナミ
ヒロキ 頼経明子 川田希 サトシ 古川悦史

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