【野球】ドラフト会議(DeNA編)

  • 2016-02-13 ( Sat ) 14:48
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1位:今永 昇太 (駒大、投手、左左)
2位:熊原 健人 (仙台大、投手、右左)
3位:柴田 竜拓 (国学院大、内野手、右左)
4位:戸柱 恭孝 (NTT西日本、捕手、右左)
5位:綾部 翔 (霞ケ浦、投手、右右)
6位:青柳 昴樹 (大阪桐蔭、外野手、右右)
7位:野川 拓斗 (鷺宮製作所、投手、左左)
育1:網谷 圭将 (千葉英和、捕手、右右)
育2:山本 武白志 (九州国際大付、内野手、右右)
育3:田村 丈 (関西学院大、投手、右右)

投手5捕手2内野手2外野手1という投手偏重の指名。
防御率リーグ最下位、規定投球回数到達者0という悲惨な状況を鑑み投手中心の指名にならざるを得なかったのだろう。
とはいえ、中位では柴田や戸柱といった他球団も欲しがる選手を先んじて指名出来たあたりはポイントが高い。
近年珍しいソツ無い指名。

1位の今永は東都現役最多の18勝を誇る大学屈指の左腕。
球速こそ140kmそこそこだが、スライダー、カーブ、チェンジアップの完成度は高い。
奪三振率8〜9とイニング数くらいの三振を奪うことが出来る。
四死球率は今年になってちょっと荒れてきているがそれでも評価を落とす程ではなく1〜3年では2.3前後で投げてきている。
ただ、クセの少ないフォームの割に牽制や打球処理が上手くないのが気になるところ。
走者を出した時というのが課題になるのか。
同じ左腕の砂田や石田と競い合ってローテ争いに入り込んで欲しいところ。

2位の熊原は変則右腕。
セットからインステップして開きの早いフォームから強引に肘を撓らせて投げる。
消耗しそうなフォームだが、何気に完投数は多い。
最速152kmのストレートは威力十分で、落ちる変化球も持っているので、先発からロングリリーフまで色々こなせそうだ。
ツボにはまった時のストレートは誰も打てない。
が・・コントロールはややアバウト。
開きが早い分だけシュート回転して抜けたり、逆に引っかかる球が多くなる。
このあたりが1位指名されなかった理由なのだろう。
若いころの野間口を想起させられる。
また、プロの選球眼でじっくり見られたらどうなるか興味がある。

3位の柴田は小柄な守備型遊撃手。
ロッテの諸積スカウトが石井琢朗のようだと評するくらい守備は上手。
派手さはないが、1つ1つの動作が正確かつ速いのが玄人好み。
なかなか遊撃手が固定出来なかったチーム事情を鑑みると、意外と出番はありそう。
打力は非力だが、チーム内では貴重な左打ち野手になる。
ただ、肩はそこまで強くないので二塁コンバートもアリ。
そうすると石川はどうするのだろう(汗
現楽天の藤田一也みたいになれば大当たりか。

4位の戸柱は社会人屈指の好捕手。
二塁送球1.9秒に安定したリードが身上。
元々捕手のコマが足りていない上にどんぐりーずな横浜捕手陣であれば、こちらも出番があるかもしれない。
細山田二世。
バットは常に湿っている。
アウトステップしているせいか、壁が作りきれずインパクトに力が伝えきれていない。
外の球は速球だろうと変化球だろうと安牌。
かといって、内角もバットが遠回りしているのでさほど強い訳ではない。
フルスイングは見ていて気持ち良いんだけどね。

5位の綾部はMax145kmの長身右腕。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブ。
187cmの長身から投げ下ろす姿は将来性を感じさせる。
グラブはそこそこ抱えられているので左右の投げ分けは大丈夫そうだしバランスも悪くないが、踏み込んだ後粘れて居ない分投球フォームは淡白。
基本的に今は角度で打ちとっている。
もう少し長い手足を持て余さずに使えると手元でボールがキレてくるはず。
いわゆる素材型で夢が広がる指名。
でもDeNAってこの手の投手育てるのってあまり上手じゃなかったよな・・・
国吉とか北方とか・・・

6位の青柳は強肩強打俊足の大阪桐蔭主砲。
高校通算20発に50m6.0秒の足を併せ持つ。
肩も強く守備もソツなくこなすが、この順位なのは確実性がネックになっているから。
素材という意味では、巨人の山下スカウト部長や楽天の愛敬さんも評価していたが、やはり時間がかかると評価したのだろうか。
まず、構え自体は悪くないのだが、そこから始動が遅い。
長距離打者にありがちな仕掛けが遅いタイプと評価すれば良いのかもしれないが、それを差し引いても遅い。
結局その遅さが下半身のタメの不十分さにつながり、狭いツボにはまらないと打てなくなっている。
始動の遅さはリストワークの余裕の無さにもつながり、全体的に固い印象を持ってしまう。
プロの球速だと差し込まれ
っぱなしになることが懸念される。

7位の野川はMax146kmのちびっ子左腕。
コントロールはアバウトながら強気に内角を攻めるピッチングが身上。
変化球は、カットボール、スライダー、カーブ、フォーク。
シュートやスクリューがあれば投球の幅が広がるが、短いイニングなら使えるか。
グラブを抱え、開きは我慢出来ているものの、踏み込んだ右足に体重を乗せられる時と乗せられない時がある。

【総評】
上位で好投手を2人、中位でセンターラインと補強ポイントとマッチした理想的な指名だった。
下位でも、育てられるかどうかは別にして好素材の綾部や青柳を指名し、夢を見ることは出来そうで、私見として12球団で一番上手なドラフトだったと思う。
珍しい。

4位の戸柱で少し補足。
アウトステップ自体は否定するつもりはないのですよ。
アウトステップしても壁を維持できれば逆方向に強い打球が打てるのです。
(引退した二岡とか和田あたりが良い例)

また、意識的に前で捌ければそれでも打てます。
落合の現役時代とかがまさにソレデス。

ダメなのはアウトステップするのと一緒に上半身も開いてしまうことなのです。

例えば、この記事を書いたのはこんな人

タグ: 右右 戸柱 スライダー 変化球 ntt西日本

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