【野球】ドラフト会議(ロッテ編 )

1位:◯平沢 大河 (仙台育英、内野手、右左)
2位:関谷 亮太 (JR東日本、投手、右右)
3位:成田 翔 (秋田商、投手、左左)
4位:東條 大樹 (JR東日本、投手、右右)
5位:原 嵩 (専大松戸、投手、右右)
6位:信楽 晃史 (宮崎梅田学園、投手、右右)
7位:高野 圭佑 (JR西日本、投手、右右)

投手6内野手1というかなり偏った指名。
順位こそCS圏内の3位だったが、先発防御率4.02はパ・リーグ最下位。
原因は単純にヒットの打たれすぎ。
被打率2割6分1厘という数字はもちろんパ・リーグ最下位。
今江のFA宣言は想定外だったかもしれないが、投手中心の指名というのは一定の納得感がある。

1位の平沢は唯一の野手指名。
名門仙台育英では1年秋から3番遊撃手のレギュラーを獲得した走攻守三拍子タイプの巧打者。
高校通算22発、50m6.2秒とパンチ力も走力もプロから指名される高校生という範疇では十分合格点。
確実性はもう少し高いレベルを期待したい。
仕掛けは平均的なのだが、高校生離れしたスイングスピードの分だけ余裕があり、速球でも変化球でもスピードの変化への対応力はある。
ただし、気持ちインステップする傾向があり、そのことが内角のミスショットにつながっている。
時々バットのヘッドが下がるのも難点だが、こちらは高校生には過度な要求というもの。

2位の関谷は同じロッテの吉田(2年前のドラ2)の同期。日大三高ではバッテリーを組んで甲子園にも出場していた。
明治大学進学後は1年からリリーフを中心に登板し、3年からは先発で投げているがここではやや伸び悩んだ感があり、JR東日本へ。
ここで外部招聘コーチの安田氏と出会えたのが良かったのか覚醒し一気に上位指名クラスになる。
球威球速のアップに成功し、Max148kmまで出るようになった。
変化球はカーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップ、ツーシーム。
特に落差の大きなチェンジアップ、縦カーブはプロでも使える球種。
イニング数くらいの三振を奪えている。

3位の成田は高校屈指の左腕。
公称170cmと上背は無いが、甲子園で奪三振率10以上の素晴らしい数字を出している。
伸びのあるストレートとスライダーで三振を取りにいくのが基本線。
松井裕樹(楽天)と違って腕の振りが殆ど変わらない良いフォームをしていてスピードガン以上に早く見える。
ただ、コントロールは甲子園での四死球率3.14とややアバウトだし、球威も不足気味。
今の強気な投球スタイルのまま1軍で使えるようになるには早くて2〜3年くらいはかかる。

4位の東條はリリーフタイプの右サイドハンド。
セットからインステップし、肘を使ったフォームでナチュラルシュートするストレート、スライダー、カットボール、シンカーを投げる。
奪三振率は社会人になって上がったが、一方でコントロールは悪くなった。
大学時代の打たせてとる投球のほうが好感があったなぁ。
体重移動と開きが早い欠点はまだ治っていない模様。

5位の原は投手としての指名のようだが、個人的には打者としての資質を買っている。
左中間をライナーで破る打球は関東でも屈指。
高校通算14発、3年夏予選では打率5割9分という素晴らしい数字を残している。
俊足強肩の右翼手として育てた方が面白い。
投手としては、Max148kmながら恵体に頼ったフォームなのであまり魅力を感じない。

6位の信楽はMax147kmのスリークォーター右腕。
変化球はカーブ、スライダー、フォーク、ツーシームを操る。
福岡大時代はあまり目立った存在ではなかったが、宮崎梅田学園に就職し、都市対抗で脚光を浴びることになる。
予選で新日鉄住金大分、三菱重工長崎を相手に見事完封勝利。
JR九州の補強選手として本戦出場を果たした。
逃げながら沈むツーシームが通用すれば面白い存在。

7位の高野は大学時代は全くもって知られていない存在だった。
四国学院大学というマニアックな大学で無双し、JR西日本に入社。
そこでも入社1年目では目立った実績なし。
2年目も都市対抗の予選で2試合登板したリリーフ専門投手。
スリークォーターからMax152kmのストレートを投げるが行き先はボールに聞いてくれ。
強いて言うならグラブは抱えられている一方で踏み出した左足の押し付けが甘いので右打者のインハイに抜けることが多い。

【総評】
今江FAという超結果論ではあるが、事実としてチームの顔である三塁手が抜けることになる。
そういう意味では平沢指名は大成功。
すぐに後継者にとはいかないが、十分後釜にすわれる素材である。
後藤、藤田一也の二遊間を形成する楽天も是が非でも欲しかっただろうに。

また、2位以下のバラエティに富んだ投手の指名も面白い。
誰か当たればラッキー!のリリーフ投手に素材型高校生、即戦力右腕など今後が非常に楽しみになる。

例えば、この記事を書いたのはこんな人

タグ: jr東日本 jr西日本 max148km ツーシーム 右右

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