【野球】ドラフト会議(日ハム編 )

  • 2016-02-14 ( Sun ) 01:48
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1位:×高橋 純平 (県岐阜商、投手、右右)
1位:×小笠原 慎之介 (東海大相模、投手、左左)
1位:上原 健太 (明大、投手、左左)
2位:加藤 貴之
(新日鉄住金かずさマジック、投手、左左)
3位:井口 和朋 (東農大北海道、投手、右右)
4位:平沼 翔太 (敦賀気比、内野手、右左)
5位:田中 豊樹 (日本文理大、投手、右右)
6位:横尾 俊建 (慶大、内野手、右右)
7位:吉田 侑樹 (東海大、投手、右右)
8位:姫野 優也 (大阪偕星、外野手、右右)

投手5内野手2外野手1というやや投手寄りの指名。
抽選2回外しはかなりやっちまった感がある。

1位の上原はMax151kmの長身左腕。
広陵高校時代は1学年上に有原(日ハム)がいたせいか、あまり目立った活躍はなかったが、明治大学進学後に脚光を浴びる。
1年春からリーグ戦に出場し、通算14勝をあげた。
球種はストレートにカーブ、スライダー、スクリュー、フォーク、チェンジアップ、シュートと割りと多彩。
奪三振率も8.18とまずまずの数字で球のキレもあるのだろう。
四死球率も3点くらいと平均的なコントロールを持ち合わせている。
大型左腕にありがちな地雷臭は少ない。
課題は典型的立ち投げ。
ゆったり投げている時は十分踏み込んだ右足に乗れているのだが、力むと体重が後ろに残りがち。
半足ほど踏み出す足を広くして、嫌でも下半身を使わなきゃ投げられないようにするなど矯正が求められる。

2位の加藤は投手→社会人に進んで野手→また投手に戻るという不思議な経歴の持ち主。
球速こそMax144kmと遅めだが、肘を柔らかく使った腕の振りは球のキレを生み出してる。
球速以上に見えるストレートと外のスライダーでイニング数以上の三振を奪う。
他にはカーブ、チェンジアップ、カットボールを使う模様。
ただ、今年に入って調子を崩しているのが気になり、都市対抗の四死球率も4.6まで落ちてしまった。
一見グラブの抱えも体重移動も悪くないだけに、全体的なメカニックかタイミングが咬み合っていないのだろう。
かなり感覚的なものなので、根が深そうだ。

3位の井口は勤続疲労をおこしつつある中継ぎにとって良い補強。
Max149kmの本格派右腕で、変化球はカーブ、縦スラ、チェンジアップ、スプリットを投げる。
特に縦スラは空振りの取れる球種で、これを武器にイニング数以上の三振を奪えている。
グラブも抱えられているので、左右の投げ分けは問題なし。
課題としては、下半身の使い方。
上体で投げているので、手元でキレるタイプのストレートは投げれていない。
見極められると弱いので、短いイニングのほうが活きる。

4位の平沼は高校屈指のアスリート。
投げてはMax144km、外野を守れば遠投115m、打っては高校通算26発と何でも出来る子。
本人は投手へのコダワリがあったみたいだが、甲子園では投球の癖を見ぬかれ、狙い玉をしぼられ攻略されている。
内野手の指名ということは、国体で守った遊撃手のイメージなのだろう。
ただし、中島がいるので三塁か二塁へのコンバートになるか。
田中賢介の後釜が狙い目。

5位の田中はMax152kmの馬力型右腕。
変化球は、カーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、ツーシームを投げ分ける。
ただ、開きが早いフォームなのでタイミングは取りやすい。
恵体右腕という点ともあわせて、吉川(元DeNA)を想起させられる。

6位の横尾は元日大三高の甲子園優勝選手。
阪神ドラ1の高山ともチームメイトだった。
高校では通算58発の本塁打を記録し、慶応大学に進学。
ここでも長打力をアピールし、一年春からリーグ戦に出場。
4年間で13発を記録したものの、うち7本は最終学年のもの。
下級生時代はなかなか殻を打ち破れずにいた。
三塁の守備は無難。

7位の吉田はMax147kmの長身右腕。
変化球はカーブ、スライダー、フォークとあまり多くない。
今年の秋季リーグの奪三振率は5点程度と落ちる球がある割にはあまり高くない反面、四死球率は1.6とかなり良い。
一定グラブが抱えられているのと、メカニック的に無理な投げ方をしていないことが原因だと思われる。
気になる点としては、軸がやや三塁方向に流れる点。
もう少し背筋をピンと伸ばして投げると捻転運動が球に伝わりやすくなり、球威が上がる。

8位の姫野は今夏、大阪桐蔭を破った大阪偕星学園のエース。
元々素質があり天理高校入学も、練習に馴染めず寮を3回抜け出し、最終的には1年夏に中退し、大阪偕星学園に入学した。
ここで(詳細は控えるが)色々な意味で有名な山本セキ(本名:崔?、韓国籍)監督と出会い、猛練習にあけくれる。
球速こそMax142kmとあまり早くないが、スライダーのキレが良くそれが生命線になっている。
他方、打撃のほうも評価が高く、高校通算で26発の本塁打を放っており将来的には打者転向も視野に入るのだろうか。

【総評】
クジ2連敗はかなり痛いが、その後のリカバリは的確だった。
補強ポイントの左腕を2名上位指名し、中継ぎで使えそうな即戦力や身体能力のある高校生の指名は2連敗を差し引けば十分なレベル。
指名すべきを指名したと言える。
姫野を右打ち外野手と見るならば、野手も補強ポイントに合致している。

例えば、この記事を書いたのはこんな人

タグ: max144km 右右 スライダー 縦スラ 奪三振率

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